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頭、顔、目、のどの症状

頭痛

20代女性

片頭痛で病院にも通っているが、なぜかここ一週間ほど治まらない。3日後にイベントをひかえているため何とかしたいが、当院では初回は3時間かかるなど結構さまざまな葛藤があったが、時間がないなか来院してくださいました。

問診事項で、頭痛がいつから起こっているのか、頭痛が酷くなる、または楽になることは何か、他に日常生活などを確認しました。その後、体表観察、問診とお身体の状態を確認して、肝鬱化火による頭痛と弁証し、手に鍼を1本30分置鍼しました。施術後、「(頭痛は)少し良い」と言って帰られました。

その後いらしていませんが、2カ月後、患者様をご紹介して頂きました。その患者様からお伺いしたところ、イベントでは体調良く過ごせたようで、現在も調子がよいとのことです。

◎イベントは体調良く過ごせたことが分かりましたので、嬉しい限りです。

顔面神経麻痺(右側)

50代

夜、右目がしみて痛く、完全に閉まらない。ご飯を食べていると舌触りがおかしく、歯磨きをし口に水を含むと漏れる...。病院に行ったところ、ベル麻痺といわれたが、2週間後に血液検査にて、帯状疱疹(ラムゼーハント症候群)による顔面神経麻痺と診断された。

当院には顔面神経麻痺が発症した15日後に来院。また、その他の症状として、麻痺になった後から発症し左の耳の不快感(ガラスの音が入ってくる、耳がつまる感じなど)、麻痺になる前に右側の耳鳴りがあるとのこと。問診では、麻痺が起きた当時の状況、それまでの生活状況など、東洋医学の観点から確認し、その後、お身体を確認(体表観察)し、肝気鬱結による顔面神経麻痺と考えて、初診は手に、2診目は頭部に鍼を1本した。評価としては、”柳原法による麻痺スコア※を使用し、38点以上を目標とした。

※柳原法による麻痺スコアは、10項目の点数を合計すると40点となる。完全麻痺だと0点で、麻痺が改善されていくと点数が増えていく。当院では患者さんに施術後、評価用紙をお渡しし、ご自身の判断で記載して頂きました。

初診と2診目の柳原法による麻痺スコアは7点(※病院では4~6点)。

<以下、特徴的なところのみ>

7診目:麻痺になった後から発症した左の耳の不快感はなくなったとのこと、麻痺になる前からある右側の耳鳴はまだあるが、気にならなくなってきたとのこと。施術後の柳原法による麻痺スコアは27点。

9診目:患側の片目閉じはまだできないが、動き出している感じがするとのこと。また他の症状として、便秘しているかと思ったら、急に下痢になったりするとのこと。施術後の柳原法による麻痺スコアは31点。

10診目:仕事で研修があり、大変とのこと。施術後の柳原法による麻痺スコアは27点、前回より下がる。

12診目:病院では、口は動いてきたが、目がまだ動きはが良くないとのこと。お腹が張り、ガスが溜まり、便はもよおすがすっきりしない。施術後の柳原法による麻痺スコアは33点。

15診目:集中すると涙が出る。お腹のガスは溜まる。施術後の柳原法による麻痺スコアは35点。

17診目:かすかに患側の片目閉じができている感じがあるが、口と連動している感じもある。施術後の柳原法による麻痺スコアは37点。

20診目:病院では治療終了と言われた。しかし、麻痺側の涙が出るのと口と目が連動している感じがするとのこと。施術後の柳原法による麻痺スコアは38点。

◎鍼治療の目標が柳原法による麻痺スコアの38点に達した。患者さんからは、治療していく中で、顔面麻痺だけではなく、耳鳴りが気にならなくなったことや、便秘や下痢、お腹が張ったり、ガスが溜まったり、と様々な症状があったが、改善されていったことから、今後は体調管理で来院したいということになりました。

のどが詰まっている感じ

3か月前に風邪をひき、鼻汁(ネバネバ)、のどがヒリヒリ、咳・痰が出始めた。先月中旬、お薬を飲んで咳は止まったが、痰は減少しているがまだある。下旬ころから、のどのつまり感がでて、のみ込みにくく、ゲップもでる。東洋医学では、のどがつまる感じは梅核気といい、痰気欝結。なぜこれが起こっているのかを問診や体表観察で確認。鍼の効果として、施術前後に唾を飲みこむ。足に1本鍼をして、鍼施術する前とした後を比べると、飲みやすくなったとのこと。問診や体表観察で体質を確認したので、他に症状がありましたら、いつでもご連絡くださいとのことで、のどの詰まり感の施術は終了。

頭が重い感じでスッキリしない...

1年前からしょっちゅう頭が重い感じがしてすっきりしない。月曜日から金曜日までの勤務で、特に月曜日が一番つらい。ご自身も普段の生活で、思い当たることを改善したようですが、あまり変化がなかったとのことのとで、紹介により来院。

東洋医学的にお話を伺い、身体を拝見させて頂き、痰濁による頭痛として鍼灸治療を行いました。ご本人より初診後の変化はあまり感じなかったようですが、2診目以降から変化が感じられたとのこと。現在は月に1~2回健康管理のためにいらしています。

コーツ(Coats)病(滲出性網膜炎)

コーツ病は、若い男性における一側性の病変が典型的な症例である。先天性、非遺伝性、特発性の網膜血管毛細血管拡張症で、網膜内および網膜下滲出を伴い、様々な症状がみられる。保存的治療としては、レーザー光凝固療法、凍結療法、ステロイド硝子体内注射、抗VEGF薬硝子体内注射、網膜硝子体手術などがあり、良好な視力から光を認識できないものまで様々な転帰をとる。

<参考文献>

Mrittika Sen, Carol L Shields1, Santosh G Honavar, Jerry A Shields. Coats disease: An overview of classification, management and outcomes. Indian J Ophthalmol. 2019 Jun;67(6):763-771.

鍼灸 陽和堂

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〒336-0017 埼玉県さいたま市南区南浦和3丁目46-2 マンションパール101

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