〒336-0017 埼玉県さいたま市南区南浦和3丁目46-2 マンションパール101

診療時間
月~土:9:00~20:00
※日曜日はお休みしています。
アクセス
南浦和駅 東口から徒歩6分

お気軽にご予約・お問合せください

048-675-2021

その他の症状

匂いが分からない(コロナ後遺症の嗅覚障害?)

20代

初めていらした時は、”身体が重い、元気が出ない”、”腹痛”、”耳鳴、めまい”などの目的で来院されていた。その後、それらの症状は改善され、お身体に不調が出るとその都度来院している患者さん。

今回は、来院1週間前にコロナに罹りなおったが、その後、臭いが分からない、分かりづらいとのこと。当院には手指消毒用のアルコールや施術用のアルコール綿花があるが、その臭いが分からないと、鍼治療する前に確認した。

当院では、初診時にいろいろお伺いしていたので、いつも通り、今回の症状とお身体を確認して、もともとの体質と鼻に入る経絡とを勘案して、手に鍼を1本して、20分間の置鍼(※鍼を刺しっぱなしにしておくこと)。鍼を抜いた後15~20分位安静。その後、臭いの確認ができたとのこと。

◎その後も、何か不調があればいらしています。当院では、初診時に様々なことを確認するので、初回は3時間を要しますが、2診目以降は前回の施術後の状態を確認してから施術しますので、40~60分位です。

コロナ後遺症(頭痛)

10代

コロナ予防接種を4回行っていたが、コロナに罹り、学校を1週間休むが常に頭が痛い。学校に行く際に電車に乗っていくが、頭が痛くなり、吐き気を催し、腹痛が生じ途中下車し、下痢を生じ帰宅する。そのため、半月学校にいけない状態が続くため、病院に何軒か行ったところ、“コロナ後遺症でしょう”と言われたとのこと。また、漢方薬など処方されたが、症状の改善がみられなかったということで来院。

初診:東洋医学的には心肝気鬱として、鍼を1本しました。治療後の頭痛のNRSは6(NRS:Numerical Rating Scale)は頭が一番痛い時を10とし、数値が低いと痛みが少なくなっている自覚的表現)。次の日の朝、NRSは8であり、いつもより調子がいいということで学校に行ったが、通学途中に電車の中で頭痛と吐き気、腹痛が耐えられず、帰宅したとのこと。

二診目(2日後):来院時の頭痛のNRSは4。鍼を2本し、治療後の頭痛のNRSは1。

三診目(2日後):二診目の次の日はNRSは3、電車を降りるほどの頭痛はなく学校に行けた。来院時のVASは1~2。二診目と同じ鍼施術をし、NRSは0。

四診目(5日後):三診目から2日間はNRSは0。しかし、3日目は5~6(塾で4時間勉強)、4日目はNRSは4であったが、ご飯は食べられる。来院時のNRSは2。前回同様の施術をしNRSは1となり、施術後、学校に行く。

五診目(2日後):来院時のNRSは0。頭痛はなく、学校にも行けるようになり、現在は体力の回復と健康維持のために、定期的に鍼施術を受けている。

◎その後、不調があれば来院されていました。また、月経期や排卵期にも不調がありましたので、施術していましたが、6カ月以上いらっしゃれなくなったので、良くなったんだと思います。

発熱

発熱(38.0℃)し、病院に行ったところ、扁桃腺は腫れているが、原因が分からず解熱剤を服用して2週間を経過したとのこと。解熱剤を服用すると微熱傾向になるが、熱は完全には下がらない。また解熱剤を飲まないと熱が上がる。その他の特徴的な症状として、睡眠は連続して眠れることができず、2時間に1度起きて活動する。

いらした時期は5月のゴールデンウィーク明けで、その年の5月はとても暑い日が続き、さらに仕事ではかなりストレスがかかっていた。

東洋医学的には、もともと内に熱を溜める傾向の体質であり(内熱)、さらに仕事のストレスが熱となり、また暑い日が続いたため外邪(熱邪)が内熱と合邪となったと考えた。

鍼治療は手にあるツボに1本して、週1回3週治療したところ、1か月ぶりに解熱剤を飲まなくても熱が下がり、睡眠も6~7時間連続して眠れるようになったということで治療終了。

背中のムズムズ(むずむず症候群?)

背中にムズムズ感があり、くすぐったくて、じっとしていられないなく来院。はじめて背中にムズムズを感じたのは中学3年生の頃で、2日に1回感じていた。社会人になり、寝れなくなったり、仕事中にもムズムズが増えてきた。また、このムズムズはその部位をこすったりするなど刺激してもなくなることがない。週に1回3か月鍼治療を行い、その後2週間に1回と治療間隔をあけていき、日中にでたり、眠れなくなるほどではなくなったため、現在は体調管理のために1~2ヶ月に1度来院している。

朝起きられない

頭痛・腰痛・腹痛

4年前くらいから、眠られなくなり、朝起きられなくなった。もともと小さい頃からあまり眠らない子だったようです。2~3年前から週に1~2回、重い感じの腹痛と頭痛(コメカミの辺り)があり、朝起きたときに下痢をし、ひどいと嘔吐し学校を休む。腰痛は長時間歩くと起こるとのこと。朝は週に2~3回起きられない。

初診:問診と体表観察から、目の充血や舌尖は紅色は気逆傾向。東洋医学の五臓では、肝気上逆と判断し、手に鍼を1本7分置鍼しました。

2診目(11日後):4日前(前回の治療から1週間後)に、1度だけ夜は眠れず朝まで起きていて、頭痛と吐き気もひどい日があった。他、変化なし。体表観察をして、左足に2本鍼、15分置鍼をしました。

3診目(7日後):今週は1度だけ頭痛があり学校を休む。右足に鍼を1本、20分置鍼。

4診目(10日後):今週は頭痛を感じることが少なくなったとのこと。1度腹痛があったが、去年と比べると良いとのこと。左の足に鍼を1本、20分置鍼。

5診目(10日後):今週は頭痛が無かった、午前中に腹痛はあった。また、意識しなくても自然に眠られるようになってきた、朝も起きられるようになってきたとのこと。右の足に鍼を1本、20分置鍼。

@現在施術中ですが、だんだん良くなってきている一症例です。

起立性調節障害

朝起きられない・寝つきが悪い。朝の吐き気・腹痛、立ちくらみ、便秘

4~5年前くらいから朝が起きられなくなり、夜遅くまで起きることが多くなってきた。その頃から腹痛があったり便秘をするようになってきた。昨年の春に起立性調節障害と診断されて、1年10か月後に当院に来院されたました。

東洋医学的に様々な角度から問診し、体表観察をして、肝気上逆と判断して、左足に鍼を1本、7分置鍼しました。

二診目(5日後):鍼して3日間は便が出た、秒で眠れると気があった、朝は起きられなかった。背中に鍼を1本、7分置鍼しました。

三診目(7日後):昨日一昨日と黒と茶色の中間の色の便が出た。3日前より絞めつけられるような重い感じの頭痛がある。左手に鍼を1本、7分置鍼しました。抜鍼後、頭痛はなくなったとのこと。

四診目(7日後):生理5日目。睡眠は寝れるときと寝れないときは半々とのこと。便はでているとのこと。左の足に鍼を1本、7分置鍼しました。

@現在施術中ですが、朝は起きられないようですが、寝られるようになる日が増えてきて、お通じも段々と出るようになってきた一症例です。

立っていると疲れる(頻脈)、全身のだるさ、ふくらはぎの痛み

1年3カ月前にコ〇ナに罹り、その後回復したが、5~10分立っていると疲れる(頻脈になる)、全身のだるさ、ふくらはぎの痛み(鈍い痛み)などがみられるようになり、病院では起立性調節障害と言われたとのこと。また、現在は、その他の症状として、夜は10時に寝て、朝は6時には起きるが、頭がボーっとして、午後にならないと行動できないとのこと。

東洋医学の視点から、問診をし、体表観察をして、東洋医学で言う肝と脾のバランスがとれていないと判断し、初診は左足と右足に鍼を1本ずつ、15分置鍼しました。

二診目:全体的に身体は楽に、NRS*でいうと10から3と楽になったとのこと。立っているのは10%回復したとのこと。左足に鍼を1本、15分置鍼。

三診目:ふくらはぎの痛みはほぼない。左足と右足に鍼を1本ずつ、15分置鍼。また、お灸を5壮(半米粒大)。

四診目:ふくらはぎの痛みは大丈夫、立っていると頻脈になるのが20分位と長くなった。左足に鍼を1本、15分置鍼しました。(※お母様より最近、“だるい、だるい”と言わなくなってきたとのこと)

七診目:生理が来たが、鍼治療を受けるようになってから、痛みがやわらいでいるとのこと。右足に鍼を1本、12分置鍼しました。

十診目:曇りの天気で、調子が悪く学校を休む。最近は20分立っていられる。左の手に鍼を1本、置鍼しました。

十二診目:だるい日もあるが、朝から頭がスッキリし行動できる日がでてきた。左の手に鍼を1本、12分置鍼しました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

*NRS(Numerical Rating Scale):数値評価スケール、患者様の全身のだるさを0~10までの11段階で評価する方法になります。10が一番きつい。

@現在施術中ですが、だんだん良くなってきている一症例です。

鍼灸 陽和堂

住所

〒336-0017 埼玉県さいたま市南区南浦和3丁目46-2 マンションパール101

アクセス

南浦和駅 東口から徒歩6分

診療時間

月~土:9:00~20:00

定休日

日曜日